Paraffin Emulsifier 58は、水中油型のパラフィン・ワックスエマルションを調製するための界面活性剤ブレンドです。完成したワックスエマルションではなく、乳化に用いる配合原料です。組成、イオン性、有効分含量および物理的形態によって、お見積もり対象のグレードが区別されます。性能はワックス、水質および乳化工程に左右されます。グレードの選定と取扱いに必要なCOA、TDS、SDSを提供できます。
Paraffin Emulsifier 58(パラフィン用乳化剤)
- CAS: 配合された混合物です。該当する成分の識別番号はSDSに記載されます。
- 別名: Wax Emulsifier 58(ワックス用乳化剤58); Paraffin Wax Emulsifier 58(パラフィンワックス用乳化剤58)
- 分子式: ワックスの乳化用に配合された界面活性剤ブレンドで、単一の分子式はありません。
- グレード:組成、イオン性、有効分含量、物理的形態および用途での性能によって規定される工業用ワックス乳化剤ブレンドです。
- 梱包:供給形態と配送先に応じて、容器の種類と正味重量をお見積もりに明記します。
製品説明
物性・規格
| 製品の基本情報 | 水中油型ワックスエマルションの調製用に配合された界面活性剤ブレンドです。名称から、単一の共通組成やイオン性が定まるわけではありません。 |
| 乳化剤グレードの仕様 | 組成情報、イオン性、物理的形態および外観は、お見積もり対象のグレードについて明記し、品質の規格値は注文ごとに合意します。 |
| 有効分含量と水分 | 試験方法と結果の表示基準を明記して%で報告します。不揮発分は、そのまま有効分含量や化学的純度を意味するものではありません。 |
| 水溶液のpH | 試験溶液の濃度と温度を明記して報告します。未希釈の製品と希釈溶液の値は、互いに置き換えることはできません。 |
| 試作ワックスエマルションの性能 | ワックス含有量、粒度分布、粘度、分離および保管安定性を、指定したワックス、水および工程条件で評価します。 |
用途と乳化剤の選定
水性ワックス分散液は、コーティング剤、つや出し剤、離型剤の処方、繊維や紙の処理に使用されます。選定はワックスと処方全体に左右され、他の界面活性剤、電解質および水の硬度も関係します。適合性と最終用途での性能は、使用する処方系で評価します。
パラフィンワックスは乳化の対象となる原料です。その融点範囲と油分は、目標とするワックス含有量とともに、乳化剤の選定や工程に影響します。ワックスのグレードは乳化剤ブレンドとは別に指定します。
ソルビタンモノステアレート(Span 60)とポリソルベート60(Tween 60)は、ワックスエマルションの処方に用いられる非イオン性乳化剤の組合せです。EO/POブロック共重合体であるポロキサマー188(F68)は、処方の比較試験における補助乳化剤の候補です。これらはEmulsifier 58の配合処方として示したものでも、直接の代替品でもありません。配合比、添加量および適合性は用途に応じた試験で確認する必要があります。
品質資料と試験
お見積もり対象のParaffin Emulsifier 58のグレードについて、ロット別試験成績書(COA)、製品技術資料(TDS)および安全データシート(SDS)を提供できます。COAには、合意した品質試験項目についてロットの結果を記載し、TDSではグレードの特性と使用条件を説明し、SDSでは危険有害性と安全な取扱いに関する情報を提供します。有効分含量と不揮発分は異なる測定項目であり、どちらもそのまま純度の結果を意味するものではありません。
品質評価では、乳化剤と、それを使って調製したワックスエマルションを区別します。乳化剤の水分、水溶液のpHおよび有効分含量には、組成に適した測定方法を用います。試作ワックスエマルションでは、粒径の測定方法と粒度分布の表示基準、温度と測定条件を明記した粘度、規定した時間と温度での分離または安定性を報告します。予定する保管や輸送でエマルションが凍結する可能性がある場合は、凍結融解試験が有用です。
保管と取扱い
容器を密閉し、汚染や不適切な温度から製品を保護してください。保管温度、必要な凍結防止条件および保存期間は、お見積もり対象のグレードのTDSに記載されます。取扱い上の注意、保護具、漏出時の対応および廃棄は、実際の混合物のSDSに従ってください。
技術・供給に関するFAQ
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質問:
Paraffin Emulsifier 58は、完成したパラフィンエマルションと同じものですか?
回答: いいえ。Paraffin Emulsifier 58は、ワックスの乳化に使う界面活性剤ブレンドです。完成したパラフィンエマルションには、選定したワックスと水に加えて乳化系が含まれます。そのワックス含有量、粒径、粘度および安定性は、得られたエマルションの特性であり、乳化原料単独の特性ではありません。 -
質問:
「58」という名称で組成、CAS番号または添加量が決まりますか?
回答: 名称だけでは、組成、イオン性、有効分含量、添加量、あるいは58 °Cという融点は定まりません。この製品は、単一の純物質ではなく乳化剤ブレンドとして供給されます。お見積もり対象のグレードはTDSで説明され、該当する成分の識別番号と危険有害性情報はSDSに記載されます。 -
質問:
ワックスの乳化に適したグレードを選ぶには、どのような情報が役立ちますか?
回答: まず、ワックスのグレード、目標とするワックス含有量および用途を検討します。融点範囲と油分は選定に影響し、水の硬度、他の配合成分、各相の温度、添加順序、せん断および冷却は工程に影響します。同じ条件で試作エマルションの分離、粒径および粘度を比較します。お見積もりは、ワックスの種類、用途、数量および配送先が分かれば開始できます。工程の詳細はグレードの選定時にご相談いただけます。
発注・資料
資料依頼、見積り、供給計画に必要な情報。
書類
調達に必要な書類をお知らせください。ご注文前に、見積対象の供給元が当該ロットの書類を提供できるか確認します。
見積もり
CAS番号、必要グレード、数量、希望梱包、仕向地をお知らせください。
サンプル・供給
サンプル、試験用数量、継続注文への対応可否をお問い合わせください。調達可能な製品とその時点の見積条件に基づいて確認します。
保管・発送
ご注文前に製品ごとの条件を確認します。




