ジステアリン酸PEG-150(CAS 9005-08-7)は、ジステアリン酸ポリエチレングリコール6000またはポリオキシエチレン(150)ジステアレートとも呼ばれる高分子量のポリエチレングリコールジステアレートです。適合する水性界面活性剤系でレオロジー調整剤および増粘剤として使用されます。酸価、けん化価、水分および物理的形状は製品グレードを区別する指標となり、水酸基価もグレード規格に含まれる場合は関連する項目です。溶解手順と完成処方の粘度は、処方および加工条件によって変わります。規格の確認と取り扱いのために、COA、TDSおよびSDSを提供できます。
ジステアリン酸PEG-150(PEG-150 Distearate)CAS 9005-08-7
- CAS: 9005-08-7
- 別名: ジステアリン酸ポリエチレングリコール6000、PEG-6000 Distearate、Polyoxyl 150 Distearate
- 分子式: PEG鎖長に分布があるポリエチレングリコールジステアレート;単一の固定分子式はありません
- グレード: 酸価、けん化価、水分、色、融点範囲および物理的形状;規格で指定される場合は、水酸基価および明記された条件での粘度
- 包装: 包装および正味重量は、必要数量と仕向地に応じて見積書に記載します。
- EC/リスト番号: 618-408-8
製品説明
製品の基本情報と物理的形状
| 項目 | 製品情報 |
|---|---|
| 製品の基本情報 | ジステアリン酸PEG-150;レオロジー調整に用いる非イオン性のポリエチレングリコールジステアレート |
| CAS | 9005-08-7 |
| 組成 | ステアリン酸のエステル基を持ち、PEG鎖長に分布がある組成。150という名称は平均を示し、すべての分子の鎖長が正確に同じであることを意味しません |
| 物理的形状 | 通常はフレークまたは顆粒のワックス状固体。色と形状はグレードにより異なります |
グレード選定と品質管理
酸価、けん化価、水分、色、融点範囲および物理的形状は、ジステアリン酸PEG-150のグレードを区別する際の指標となります。水酸基価も、規格に含まれる場合は有用です。これらの測定値はエステル製品の異なる特性を示すものであり、有効分または固形分の百分率だけでは化学的純度や増粘性能を判断できません。
粘度データには、試料マトリックスまたは溶液濃度、温度、測定機器および測定条件の情報が必要です。加熱した原料の値は、希薄な水溶液や完成した洗浄剤の値と直接比較できません。処方試験では、界面活性剤の有効分、塩、pH、混合、冷却および平衡に達するまでの条件をそろえます。
1,4-ジオキサン試験が指定される場合は、試料マトリックス、試験方法および報告下限を明記した分析報告書を提供できます。ISO 17280:2015は、1,4-ジオキサン濃度が5 mg/kgを超えるエトキシ化界面活性剤を対象とするガスクロマトグラフィー法を示しています。より低い報告下限には、供給グレードに対して適切に妥当性を確認した方法が必要です。これは微量不純物の試験であり、ポリマーのGC純度分析ではありません。
処方での使用と関連原料
ジステアリン酸PEG-150は、適合するシャンプー、ボディウォッシュ、液体石けんなどの水性界面活性剤系の増粘に役立ちます。ワックス状グレードは、通常、管理された加熱または事前溶解が必要です。グレードのTDSに記載された溶融または分散手順を用い、処方全体で添加順序、混合および冷却を評価します。常温での製造には事前に溶解した調製品を使用できる場合がありますが、固体が冷水に速やかに溶解することを意味するものではありません。
使用するラウレス硫酸ナトリウム(SLES)やコカミドプロピルベタイン粉末も含め、洗浄ベース全体で増粘を評価します。粉末グレードには、それぞれに適した溶解手順と有効分に基づく比較が必要です。塩、pHおよび界面活性剤組成の変更により、粘度、透明性や安定性が変わることがあります。
PEG-120メチルグルコースジオレエートは、構造の異なる非イオン性増粘剤で、処方比較の候補となります。コカミドMEA(CMEA)は、泡とレオロジーを調整するアルカノールアミド原料です。これらはジステアリン酸PEG-150と組成や加工条件が異なるため、置換または併用には同量での単純な交換ではなく、処方試験が必要です。
取り扱いと見積もり
製品は乾燥状態で包装を閉じて保管し、汚染や過度の熱から保護します。グレードのTDSには保管および投入条件が示され、SDSには粉じんや高温溶融物の取り扱い、ばく露管理、漏出時の対応および輸送に関する情報が記載されています。選定したグレードと完成処方は、意図する用途と仕向地市場に適したものである必要があります。
見積もりをご希望の場合は、必要数量、仕向地、界面活性剤系での用途または基準グレードをお知らせください。目標粘度とその試験条件は、製品と加工要件の適合を検討する際に役立ちます。
技術・供給に関するFAQ
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質問:
ジステアリン酸PEG-150は、室温で液体の界面活性剤と同じように扱えますか?
回答: 通常は扱えません。市販グレードは一般にワックス状のフレークまたは顆粒で、管理された加熱または事前溶解が必要です。グレードのTDSに投入および溶解手順が示されています。添加順序と冷却は完成処方の粘度に影響します。低温での製造には、事前に溶解した調製品を使用できる場合があります。 -
質問:
ジステアリン酸PEG-150の代替グレードは、どのように評価しますか?
回答: 酸価、けん化価、水分、色、融点範囲および物理的形状を比較し、規格に含まれる場合は水酸基価も比較します。そのうえで、同じ界面活性剤の完成処方を用い、溶解、冷却および粘度試験の条件をそろえてグレードを比較します。製品名やCAS番号が同じでも、同じ増粘挙動が得られるとは限りません。 -
質問:
ジステアリン酸PEG-150は、PEG 6000やジステアリン酸グリコールと同じものですか?
回答: いいえ。Polyethylene Glycol 6000 DistearateおよびPEG-6000 Distearateは、ジステアリン酸PEG-150の資料で確認できる名称です。PEG 6000単体はステアレートのエステル基を持たないポリエチレングリコールであり、ジステアリン酸グリコール(EGDS)は別の原料です。見積もりや規格を比較する際は、完全な名称が重要です。
発注・資料
資料依頼、見積り、供給計画に必要な情報。
書類
調達に必要な書類をお知らせください。ご注文前に、見積対象の供給元が当該ロットの書類を提供できるか確認します。
見積もり
CAS番号、必要グレード、数量、希望梱包、仕向地をお知らせください。
サンプル・供給
サンプル、試験用数量、継続注文への対応可否をお問い合わせください。調達可能な製品とその時点の見積条件に基づいて確認します。
保管・発送
ご注文前に製品ごとの条件を確認します。





